【老犬向け】ご飯を食べない時の食べさせ方【手作りの食事レシピと栄養補給】

高齢のミニュチュアダックスの写真 犬の療法食

犬の高齢化が進み、老犬になると食欲が減退してご飯を食べなくなることがあります。犬も人間と同じで年齢を重ねるごとに歯の問題、消化器系の問題、腎臓疾患、肝臓疾患、糖尿病、がんなど、老化とともにさまざまな健康問題を抱えやすくなる状態のため、老犬に多くみられる現象です。

ここでは、犬の老化が原因でご飯を食べない場合に適切な、手作りレシピの参考例と、シニア犬向けで特別な栄養バランスに調整されたおすすめのフードを厳選して掲載。老犬が食べやすく、しっかりと栄養補給ができる食事について解説。

また、老犬がご飯食べないといった食欲不振のほかに症状が見られる場合は獣医師の受診が必要になりますので、注意が必要なほかの症状についても最後に説明します。※読みたい項目だけを見る場合は上記の目次をご活用ください。

犬は何歳から老犬と判断する?

おむつ姿の老犬の写真

おむつ姿の老犬の写真

犬の老齢期は個体差があり種によっても異なりますが、一般的な目安として、犬は通常7歳から9歳頃から老犬と考えられます。小型犬は比較的寿命が長く、10歳以上でが老犬の目安です。

人間の60歳を犬に当てはめると以下の通りになります。

小型犬 11歳
中型犬 10歳
大型犬 8歳
超大型犬 6歳

 

おやつなら食べる場合のご飯の食べさせ方、7つの工夫

横顔が可愛い老犬の写真

横顔が可愛い老犬の写真

手作り食のレシピを説明する前にまず、ご飯食べないけど、おやつを食べれる程度の食欲がある場合は、食べさせ方や栄養補給について工夫してみてください。

1,おやつを食事に組み込む:
・おやつを食べるなら、少量のご飯とおやつを同時に提供し、おやつを食べるために一緒にご飯も摂れるように食べさせ方を工夫します。

2,健康的なおやつを選ぶ:
・おやつしか食べない場合には、高たんぱくで、ビタミンやミネラルを含むおやつを選ぶというのもひとつの方法です。老犬の栄養補給おやつは「高齢犬の栄養補給アイテム」を参考にしてください。

3,食事の頻度と時間帯の工夫:
・少量にして回数を増やす食べさせ方です。おやつと食事の時間間隔をあけることも重要で、与える時間帯をしっかりと決めましょう。

4,温かい食事で食欲をそそる:
・温かい食事は香りがたつので犬の食欲を刺激する効果があります。あまりご飯を食べない場合でも食事を加熱して、香りを強調しれば食べるかもしれません。また、食事の香りを強調し低脂肪高タンパクな鶏肉や魚などの食材を使用すると老犬の栄養補給に最適です。

5,ウェットフードに替える:
・老犬は歯やあごの筋肉が弱っているため、硬めのドライフードより柔らかく歯がなくても食べれるウェットタイプを与えてみましょう。おやつを食べれる状態であればウェットに変更するだけで食べれるようになるケースは多いとの口コミがたくさんあります。

6,手作りの食事:
・現状のフードに問題があることも考えられます。老犬に対応した栄養バランスで食べやすい食事を手作りするのもおすすめです。なお、手作り食のレシピについては、参考例を掲載して詳しく説明します。

7,食事の摂取支援:
・食事をとるために、手で食べさせたり、特別な食事のトッピングを使ったりすることも検討してみてください。

水は飲むが、まったくご飯を食べない場合の対応

1,動物病院の受診:
・まず、老犬がご飯を食べない理由を特定するために獣医師に相談しましょう。 栄養補給ができないと寿命に関わるので潜在的な健康問題を確認し、対応を提案してもらうことが重要です。病院なら点滴などの応急処置も可能なので、とりあえずの栄養補給もできます。

2,栄養ドリンクやスープ、サプリなど:
・犬用の栄養ドリンクや老犬向けの栄養補給サプリを検討します。栄養たっぷりのスープなどもおすすめです。老犬の栄養補給商品は「高齢犬の栄養補給アイテム」を参考にしてください。

3,おやつを試す:
・高栄養タイプのおやつを試すのもいいでしょう。

4,ウェットタイプを試す:
・ペースト状のウェットタイプにすることで老犬に食欲が戻ったという口コミがあります。

5,手作り食を与えてみる:
・消化しやすく食べやすい工夫をした手作り食を与えてみると食べるようになることがあります。

いずれにしても、ご飯を食べないのは病気の症状であることも考えられるため、愛犬が水以外を摂取しない状態が続くようであれば、迷わず病院へいくことをおすすめします。

老犬に与える手作り食のレシピ

かぼちゃ鶏肉シチューのイメージ画像

かぼちゃ鶏肉シチューのイメージ画像

老犬になるほど免疫力も低下し、歯や歯茎の衰え、体力の低下が見られるため、食べやすく消化しやすい、かつ高栄養な食事が求められます。

次は、高齢の犬の特性に合わせた食事の手作りレシピの例をご紹介しますので、ご参考にしていただければ幸いです。

手作りレシピ①鶏と野菜の煮込み

用意する食材:
・鶏肉(皮なし、骨なし):200g
・野菜(例:にんじん、ほうれん草、サツマイモ):150g
・白米:1/2カップ
・水:2カップ

手作りレシピ:
・鶏肉と野菜をそのまま鍋に入れて、水を加えて煮ます。
・白米を加えて調理します。
・冷ましてから与えます。

食事手作りのレシピ②魚の入ったキヌアボウル

用意する食材:
・魚(皮なし、骨なし):150g
・キヌア:1/2カップ
・野菜(例:ブロッコリー、カボチャ、スイートポテト):150g
・水または低ナトリウムの鶏肉スープ:2カップ

手作りレシピ:
・魚と野菜を蒸して調理します。
・キヌアを別鍋で調理します。
・寒かったから一緒に盛り付けます。

手作りフードのレシピ③ビーフシチュー

用意する食材:
・牛肉(皮なし、脂身少なめ):200g
・野菜(例:じゃがいも、人参、ほうれん草):200g
・水または低ナトリウムの牛肉スープ:2カップ

手作りレシピ:
・牛肉と野菜を載せて鍋に入れ、水またはスープを加えて煮ます。
・冷ましてから与えます。

手作りの食事レシピ④ターキー(七面鳥)とハーブのスクランブルエッグ

用意する食材:
・ターキー肉(皮なし、骨なし):150g
・卵:2個
・ハーブ(例:パセリ、シラントロ、ミント):2大さじ
・オリーブオイル:1弱じ

手作りレシピ:
・トルコを細かく刻んで、ハーブと卵を混ぜます。
・オリーブオイルで熱したフライパンで調理します。
・冷ましてから与えます。

これらのレシピは老犬の食事に栄養を提供し、食欲を刺激するレシピになります。 なお、老犬の個別のニーズに合わせて調整し、必要に応じて獣医のアドバイスを仰ぎながら提供してください。

手作り食をネットで注文するサービスの活用もおすすめです。

>>老犬対応の手作りフードはこちら<<

食べない老犬用で特別に栄養調整されたドッグフード

老犬に適した栄養バランスのドッグフードを利用するのもおすすめです。獣医師に使用を相談する際はリンク先のサイトで栄養バランスや成分表などをもとにアドバイスを受けてください。

みらいのドッグフードシニアサポート

みらいのドッグフード公式画像

みらいのドッグフード公式画像

老犬の心配事である、目・皮膚・関節・脳・免疫力・トイレといったリスクに対応した栄養バランス。漢方素材をふんだんに使った免疫サポートや高級鹿肉、国産の鮮魚やオメガ3脂肪酸、天然のビタミンやミネラルが摂取できる完全無添加ドッグフードです。

\参考動画/

>>みらいのドッグフードシニアサポート<<

ロイヤルカナン高齢犬用

ロイヤルカナン高齢犬用

ロイヤルカナン高齢犬用

ロイヤルカナンは全国の獣医の多くが推奨すり療法食のメーカーで長年にわたって愛される安心のブランドです。ロイヤルカナン高齢犬用は犬種別のドッグフードがあって、量販店やペットショップでも販売されており、大手ネット通販でも手軽に購入できる利便性もおすすめです。

>>ロイヤルカナン老犬用ウェット<<

>>ロイヤルカナン高齢犬用ドライ<<

ヒルズのシニア犬用

ヒルズのシニア犬用

ヒルズのシニア犬用

ヒルズもロイヤルカナンと同様で全国の獣医師の多くが推奨する療法食メーカーのひとつです。老犬に向けたフードの種類も豊富で、犬種や年齢、大きさなどで細かくチョイスできます。量販店やペットショップで相談しながら買うことも可能で、通販サイトの口コミを確認するのも参考になるため、利便性や信頼度も高評価です。

>>ヒルズのシニア犬用ウェット<<

>>ヒルズのシニア犬用ドライ<<

老犬がご飯食べない⇒現れたら病院に行くべき症状

動物病院を受診する犬の写真

動物病院を受診する犬の写真

老犬は体力の衰えなどもあり、さまざまな体調不良が考えられます。ご飯を食べない場合は原因を探るためにも早めの受診をおすすめしますが、以下のような症状が出ている場合は特に深刻な病気が進行してる可能性が高いため、迷わず受診しましょう。

息切れや異常な呼吸

・老犬が安時に息を荒い、暑くないのにアハアしてる、または異常な呼吸音が聞こえる場合、呼吸器や心臓の問題が考えられます。

慢性の嘔吐や下痢の症状

・突然続く嘔吐や下痢は消化器系の問題を示す可能性があり、脱水や栄養不足のリスクを伴います。また、血便が見られる場合、腸出血が考えられますあります。

異常な排尿パターン

・老犬が頻繁に排尿し、または尿の色やにおいに変化がある場合、知覚尿器系の問題や糖尿病の症状がある可能性あり。

急激な体重の変化

・急激な体重増加や減少は健康問題を示しています。体重が急激に減少する場合、栄養、不足していること、がんなどが考えられます。

不規則な行動

・不規則な行動、痙攣発作、意識の混濁などは神経系の問題を示す可能性があり、速やかな医療対応が必要です。

異常な嘔吐物や排泄

・嘔吐物や便が、異常な悪臭である場合、胃腸の出血や感染症、腫瘍などが再現されます。

急激な衰弱や倦怠感の症状

・老犬が活力を無くし、寝たばかりや倦怠感を示す場合、重大な疾患である可能性が高いです。 疲労感は慢性の痛み、がん、内臓の障害と関連していることがあります。

異常な皮膚病の症状

・皮膚のかゆみ、発疹、腫れ、出血、脱毛、または異常なにおいがある場合、皮膚病、アレルギー、寄生虫感染などが考えられます。

これらの症状が一つでも現れた場合、獣医の診察を受け、詳細な診断と治療を開始することが非常に重要です。老犬の健康には弱点があるため、初期の介入が症状の改善と犬の生活の質の向上につながることがあります。

考えられる病気の詳細は以下のページにまとめているのでそちらを参考にしてください。

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まとめ

すやすや眠る老犬の写真

すやすや眠る老犬の写真

老犬は病気を発症していなくても老化により食欲の低下がみられる時期が来るのいたし方ないと考えられますが、食事や適度な運動に配慮することで元気に長生きすることは可能です。

ご紹介した、手作り食や犬の年齢や体調に合わせた適切なフードを参考に、愛犬との楽しい時間を過ごしていただければ嬉しい限りです。

病気がある場合は個別に対応した療法食を

老犬になると持病を持っているケースは少なくありません。犬の病気別に適切な療法食をそれぞれ掲載したページがあるので、お困りの場合はご参考になさってください。

こちら⇒ 犬 療法食 おすすめ

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